制振設計


-建物の揺れを抑える-
建物が地震によって揺れるのを、制御する設計です。
地震時に生じるエネルギーの一部を制振装置が負担します。構造体が吸収する地震エネルギーは軽減されます。
主に時刻歴応答解析を用います。

制振の方法
揺れを制御する方法によって、コンピュータにより最適な制御力を与えるアクティブ制振と装置の特性によって揺れを抑えるパッシブ制振。
揺れを小さくする原理によって、地震との共振を避ける共振回避タイプと地震による揺れのエネルギーを吸収して振動を減衰させるエネルギー吸収タイプに分けることができます。


<長所>
躯体のスリム化が可能です。
風に起因する揺れにも有効で、超高層の建物にも多く利用されています。
<短所>
建物内の体感震度は、耐震構造と同程度になります。
また、時刻暦応答解析など、構造体についての詳細な検証が必要です(ご相談ください)。

 
 

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